4.Bitcoin Coreインストール手順

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rpmパッケージも存在しますが、非公式なのであまりオススメしません。

今から流れに沿ってインストールを行っていきますが、時間内に終わらせるためかなり早足で行きます。

インストールしたい方は後日こちらの記事を参考にしていただければと思います。

実行環境

EC2を作成して最初にログインしたところから始めます。

メインネットのフルノードを立てる場合、ストレージに200GB程度必要になります。

テストネットは28GB程度です。

ローカルネットで運用するなら、もっと少なくても大丈夫です

参考サイト

今からの手順でうまくいかない場合の多くはパッケージ不足です。以下のようなサイトを参考にしてください。

インストール

パッケージのインストール

必要なパッケージを先に全てインストールします。

$ sudo yum update -y
$ sudo yum -y install wget git autoconf automake libtool gcc-c++ openssl-devel qt-devel libevent-devel boost boost-devel
$ sudo yum-config-manager --enable epel

githubからリポジトリをcloneする

最新のリリースtagにチェックアウトします。

$ git clone https://github.com/bitcoin/bitcoin.git
$ cd bitcoin
$ git tag
$ git checkout v0.17.1

リポジトリ直下、またはdocディレクトリ下にインストール方法などが記述された README.md があるので、読んでおくとよい。

Berkely DB導入

/bitcoinディレクトリ下で行う。

$ wget http://download.oracle.com/berkeley-db/db-4.8.30.tar.gz
$ tar zxvf db-4.8.30.tar.gz
$ cd db-4.8.30/build_unix
$ ../dist/configure --prefix=/usr/local --enable-cxx
$ sudo make
$ sudo make install
$ export LD_LIBRARY_PATH="$LD_LIBRARY_PATH:/usr/local/lib"

スワップ領域の確保

メモリが少ないと make 中にメモリオーバーで異常終了してしまうので、スワップ領域を作る。

$ sudo dd if=/dev/zero of=/var/swap bs=1M count=1024
$ sudo mkswap /var/swap
$ sudo swapon /var/swap

ビルド、インストールする

/bitcoinディレクトリ下で行う。

$ sh autogen.sh
$ ./configure
$ sudo make
$ sudo make install

インストール確認

$ which bitcoind
/usr/local/bin/bitcoind

$ which bitcoin-cli
/usr/local/bin/bitcoin-cli